葉脈葉にはたくさんの筋が入っているのが普通である

これは、茎から葉に入った維管束であり、葉脈と呼ばれる。

普通は葉柄から葉の先端へと中心になる脈が走り、その途中で側方へと枝の脈が伸びる。

側脈からはまた枝が出て、それぞれの先でぶつかり、全体として鳥の羽の筋のような、あちこちで網目を作る形になることが多い。

単子葉植物では、主脈と側脈が共に葉の根元から先端へと向かい、それらをつなぐ細い脈が横に走る形になるものが多い。

シダ植物門や、イチョウでは、葉脈は二又分枝的なものが多い。

特にイチョウでは葉脈はほぼ完全に二又分枝の繰り返しからなる。

これは原始的特徴と考えられている。

葉脈の断面を見ると、葉の表側には道管を中心とする木部が、裏面側に師管を中心とする師部がある。

これは、葉の表側が茎の中心を向いていること、茎では木分が中心側にあることを考えれば、当全の配置である。

なお、茎の維管束が葉へと入るため、葉の上側では茎の維管束に隙間が生じる。これを葉隙という。
update:2010年02月21日